病院・介護施設・薬局探しなら

メニュー

  1. メディサポWEB ホーム
  2. 新着情報一覧
  3. 地域の放課後等デイサービスをご紹介【放課後等デイサービスKiddy~四日市南くすの家~】
2022.08.18

地域の放課後等デイサービスをご紹介【放課後等デイサービスKiddy~四日市南くすの家~】

「楽しみながら成長する」を理念に、
子どもたちもスタッフも笑顔が多い施設でありたい

 

 

 

 

 

放課後等デイサービスKiddy~四日市南くすの家~の櫻井さんにお話しをお伺いしました。

 

●放課後等デイサービスを始めようと思われたきっかけを教えてください。

 自分の息子が2歳半の時、発達検診を受けて過度な言葉の発達具合やこだわりの強さなどから、アスペルガー症候群の可能性があると伝えられました。お恥ずかしい話ですが、それまでに発達障がいという言葉を耳にしたことが無く、診断を受けたショックと、未知の領域である事から、どうしたらいいのかわからず、気持ちの整理もなかなかできず、不安を口にする事が多くなりました。

そんな時、たまたま足を運んだ子供発達支援センターのスタッフさんに、発達障がいの子のための施設がある事や、励ましのお言葉を頂き、正しく理解して向き合っていく事を学び落ち着きを取り戻しました。

結果的に息子は、3歳検診の時に発達障がいに関する診断は受けなかったのですが、デリケートな内容なだけに誰にも相談できず、いろんな悩みや不安を一人で抱えている保護者の方がいたり、発達障がいを正しく理解したり受入れる事ができず、子どもにつらく当たってしまうことや、子どもも自分自身を責めて自己肯定感を下げてしまう要因になってしまったり、知らないだけで多くの悩みや不安を抱えるご家庭があることを知りました。一生涯付き合っていく仕事として、「誰かのために」という意味でこんなに分かりやすい職種はないと感じ、これは「天命」と自分に勝手に言い聞かせて施設の立ち上げを決意しました。

 

 

 

 

●施設の特色を教えてください。

 「楽しみながら成長する」ことを施設の理念として掲げています。
「Kiddy」には「児童・子ども」などをフランクに表現した意味があり、過度なコンプライアンスや常識、固定観念に縛られず、大人も子どもも「子どもらしさや童心を忘れない」という思いがあります。子どもたちに限らず、スタッフさんも含めて、笑顔の多い施設でありたいと考えています。

昔ながらの古民家の建物で温かみのある空間に包まれながら、人と人が関わる以上「迷惑をかけてしまう事もあるよね、お互い様だよ」という気持ちを持って、「ごめんなさい、ありがとう」が自然に出る空間にしていくことを目標としています。

移動支援・屋外活動・施設内活動(創作や運動)・家庭菜園・体験と挑戦に重きをおき、その中で人との関わり方や将来に向けて自分の軸となる能力や創造力、人間力を育んでいきたいと考えています。

「大変」もゲーム性を持たせれば「楽しい」に変わるように、考え方ひとつで未来が変わり、その答えは無限大にあるという「マインドセット」ができる人を増やしたいという気持ちで施設の運営に向き合っています。

 

 

 

 

●放課後等デイサービスを運営するにあたってのやりがい・苦労したことがあれば教えてください。

 最初はとてもこだわりが強く、他の子とうまく関わりが持てなかった児童が、次第に他の子どもたちやスタッフさんに心を開き、年下の子に優しい言葉がけができるようになったり、他の子どもたちとの関わりの中でルールを守れるようになっていく姿を見るととても幸せな気持ちになります。

活動や療育の場面で、子どもたちに言い聞かせ、「コントロールしよう」と思う気持ちが先行すると上手くいかず、一歩引いて「こんなことがあってもいいよね」という気持ちで向き合うと驚くほどスムースにいく事が多いことも学びました。

また、「意味のない遊びを真剣にやることに意味がある」ことを子どもたちから学び、常識や固定観念にとらわれている自分を見つめなおす機会もありました。

1人1人特性が違い、同じ言葉でも反応してくれる子もいればそうではない子もいる事や、集団活動において項目によってはその子の特性によって参加できる・できないが分かれてしまうことがあります。また、どこまでいっても数時間のサポートなので成長の主軸はご家庭や学校にあります。ご家庭や学校にご理解があり、連携がとりやすい環境であれば児童にとっても大きな支えになるのですが、ご家庭によっては日々生きるので精いっぱいであったり、場合によってはご家庭内において児童の正常な生活・教育が危ぶまれる事もあり、そこに介入するには立場上の限界が生じてしまうと、もどかしい気持ちにもなります。

 

 

 

●1日の流れを教えてください。

<児童発達支援>
・平日 1部10:00-12:00 2部12:30-14:30  3部15:30-17:30 の2時間制
・土祝 1部10:00-12:00 2部12:30-14:30  3部14:30-16:30 の2時間制
平日の1・2部は個別支援に力を入れており、その子の特性に合った遊びや活動をしています。
感覚統合、ビジョントレーニング、サーキットトレーニング、創作活動などを中心に行い、3部は、放デイと合同のため、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を中心に活動しています。

<放課後等デイサービス>
・平日 14:00-17:30
・土祝  9:30-16:30
児童発達支援、放デイ共に月間でプログラムを考案し、週ごとに療育のコンセプトをビジョントレーニングではナンバータッチやミッケ、迷路攻略、お手玉タッチなど感覚統合ではサーキットトレーニングや運動療育を中心にしており、創作では廃材工作を中心に、イベントではキャンドル作り、レジンアクセサリー作り、シーグラスアートなどを行います。
土、祝(家庭菜園・クッキングレク(たこ焼き・ホットケーキ_かき氷など)屋外は楠緑地公園・箕田公園・キノピオ公園・フラワーパーク・南部丘陵公園・テラ46や四日市ポートビルなどに行くこともあります)

 

 

 

<取材協力>
放課後等デイサービスKiddy~四日市南くすの家~

〒510-0103 四日市市楠町北五味塚77-1
TEL.059-340-8940

 

【営業時間】
 平日10:00-19:00 土・祝9:00-18:00

【対象】
 2歳から18歳

【送迎エリア】
 目安は15キロ圏内

【定員】
 10名

 

 

一覧へ

PAGE TOP

メニュー