自然な遊びの中の小さな発見や発達が見えるやりがい
児童発達支援/放課後等デイサービス 和の中西さんにお話しをお伺いしました。
●放課後等デイサービスを始めようと思われたきっかけを教えてください。
平成12年に「社会福祉事業法」が改定され「社会福祉法」と名前が変化し、福祉の支援の在り方が変わってきました。
情緒不安定な子どもや知的な遅れの子どもに対して、ご家族は何が原因か分からず、保育所に預けるケースも多くありました。保育士として働いている時に、困っている保護者の方が多くいることに気付き、知り合いの音楽療法士や言語聴覚士に指導してもらい、発達検査について勉強をする機会を得ました。また、何か社会貢献が出来たらという思いから、和を開設しました。
●施設の特色を教えてください。
子どもひとりひとりに応じたプログラムや支援を行っているので、保護者の方にとって様々な選択肢を持って、和に来ていただいていると思います。
また、学校から家に帰るまでの余暇の時間に気持ちを一度リセットしたり、クールダウンをし、自分が安心できるオアシス的なスペースになっていければと思っています。
●放課後等デイサービスを運営するにあたってのやりがいを教えてください。
自然な遊びから子どもたちの発達を見せてもらうことが多々あります。そのような、日々の小さな発見を気付かせてくれることがとても嬉しいです。子どもが成長していく中で、保護者の方が子どもへの関わり方を学ばれて、より愛情を感じられるようになってくる姿を見ると、エネルギー・喜びを感じさせてもらっています。
●1日の流れを教えてください。
平日は、送迎後にそれぞれの活動課題をします。職員間で学校や施設での様子、課題などを共有し、その子に合わせた対応をしています。
土曜日は、9:00~17:00まで受け入れをしています。
日祝は、特別講師に来ていただいてお母さん方と勉強会をしたり、個別で相談を希望された方に面談をさせていただいています。
コロナ前は、年に2回ほどイベントも行っていました。クリスマスにログハウスを借りてクリスマス会をしたり、楽器演奏に来てもらったり、公民館に吉本興業の芸人の方々に来てもらい、子どもたちと一緒に漫才を練習するなどの盛り上がるイベントもしました。
公民館などを借りてイベントを行うことによって、地域の方々にも活動を知っていただけたらと思っています。また、フットサル場を借りて元プロのコーチに指導してもらい、ボールで遊んだりサッカーの試合をしています。長期休暇では、修学旅行の練習を兼ねての宿泊や、市民プールへ行ったり山登りをしたりと楽しいことをたくさん計画しています。
放課後等デイサービス卒園後のことを考えて、企業へ就職できるように企業に訪問したりして橋渡しをしています。
現在、職員も募集中です。特に、男性保育士の方大募集中ですので、興味のある方は是非お問い合わせ下さい。
<取材協力>
児童発達支援/放課後等デイサービス 和
〒515-0821 松阪市外五曲町55-6
TEL.0598-31-3753
【営業時間】
平日 14:00~17:00
土曜日・長期休暇 9:00~17:00
【対象】
0~18才
【送迎エリア】
伊勢市村松町・松阪市は射和町から三雲辺りまで
【定員】
10名